日本遺伝学会第93回大会_オンライン開催のお知らせ

 

 日本遺伝学会第93回大会委員長の菱田卓です。昨年度の第92回大会は、新型コロナウイルス感染症の影響により開催地である熊本県において緊急事態宣言が発令され、残念ながら大会の開催がキャンセルとなりました。第93回大会は1年後ということもあり、当初は現地開催を想定して準備を進めておりましたが、今年に入ってからも第3波、第4波と感染拡大の影響が続いており収束の目処が立っていない状況にあります。この影響により、本大会の会場である学習院大学では、今年の10月までの期間、外部団体への会場貸し出し禁止の措置を継続することが発表されました。夏以降、ワクチンも普及し収束に向かう可能性も示されておりますが、新たな開催場所の準備や参加費等の問題、加えて最も感染者の多い東京23区内での開催という点を考慮した結果、参加いただく皆様の健康を第一に考えオンライン開催することに決定いたしました。何卒ご理解賜りますよう宜しくお願いいたします。

 オンラインによる大会の開催は、昨年度より多くの学会で行われてきており、ご自身が発表したり他の人の発表を聞く機会を提供する点においてはその役割を十分果たすことがわかってきました。一方で、研究者どうしが顔を合わせて議論することができないため、参加する意義が薄れるといったご意見も伺います。実際、出張の必要がないはずのオンライン開催の方がむしろ現地開催と比べて参加者が減ったというケースもございます。そこで今大会では、”大会を盛り上げるために多くの方にオンライン大会に参加してもらう”、そして“研究者どうしの交流ができる場を提供する”という2点を目標として、以下に示すようなオンラインの特徴を活かした大会作りに取り組みます。

1)多くの方に参加しやすい大会とするため、早期参加費を大幅に値下げしました(一般会員参加費2000円/早期参加登録、7月26日まで)。直前及び当日の参加受付業務軽減のため、できるだけ早期参加登録にご協力ください。

2)すべてのワークショップ(WS)を原則聴講できるようにします。今大会は11のWSを開催する予定です。オンライン開催の利点を活かして、大会期間プラス1週間の期間限定で参加者を対象にWS企画の録画をオンデマンド方式で視聴できるようにします。これまでの大会では、同時刻に行われているWSはいずれか1つしか聴講することができませんでしたが、これにより全てのWSを聴講することができるようになります。

3)今大会はPCなどのご自身の端末から大会に参加いただく形式のため、予稿集(冊子体)の発行を取りやめます。プログラム冊子および予稿集はpdfダウンロード版のみで提供いたします。

4)発表を行わない非会員の大学院生や学部生の参加を歓迎します。情報セキュリティの観点から、日本遺伝学会会員または本大会に関係している教員からの許可が必要です。今回はオンライン開催のため、大学や自宅から参加いただけますので、多くの学生に参加していただき、遺伝学の面白さを知ってもらいたいと思います。教員の先生から学生さんにアナウンスいただけますようお願い致します。なお、学生は会員・非会員問わず、大会参加費は無料です。

現在検討中の取り組み

1)一部、オンサイトと組み合わせたハイブリッド開催を検討中です。現在、他大学の会場を借りて時間と会場を限定して開催することを計画しております。ただし、会場の使用許可が7月以降に示されるため、感染状況によっては不可となる場合がございます。

2)オンラインでもグループの交流や研究者どうしの個別の会話が可能な空間を提供できないか検討中です。

 

大会運営委員会一同、皆様のご参加を心よりお待ちしております。

令和3年5月21日

日本遺伝学会第93回大会委員長

菱田 卓

大会委員長挨拶

 

 日本遺伝学会第93回大会を、2021年(令和3年)9月8日(水)から10日(金)まで、学習院大学目白キャンパスにおいて開催することになりました。現在、学会本部の支援を受けながら、大会開催に向けて準備を進めております。

 大会プログラムは、これまでの大会と同様、一般講演は口頭発表で行い、学部や大学院修士課程の学生を対象としたポスター発表も行います。また、2つのシンポジウム(うち1つは国際シンポジウム)及びワークショップを開催する予定です。国際シンポジウムは、GSA(Genetics Society of Australasia)との共催企画として分子進化関連の内容で行います。ワークショップは、テーマと企画を会員より広く募集いたします。第92回大会は新型コロナウイルス感染症の影響で中止となりましたが、第92回大会において企画されていたワークショップにつきましても、そのままのテーマ、メンバーで応募していただいて結構です。皆様、奮ってご応募ください。総会は大会最終日に行い、そこで本大会のBP賞の発表と授賞式も行う予定ですので、会員の皆様には是非、最後までご参加いただきたいと思います。大会最終日翌日の9月11日(土)には、学習院大学において「がんの遺伝的多様性の理解からがんの治療法を考える」と題した市民公開講座を開催いたします。本講座は、最先端のがん研究に触れることができる貴重な機会ですので、一般市民はもとより、高校生・大学生や教員の皆さんにも多数参加して頂きたいと思っております。

 新型コロナウイルス感染症の今後の動向もまだ見通せない情勢ではありますが、最近は対策を講じつつ経済・社会活動を再開する新たなスタイルも生まれてきています。また、2021年の夏には東京オリンピックの開催も予定されています。今後は、ウィズコロナ時代の様々な大会・集会の開催例を参考にしながら、皆様に安心してご参加いただけるよう大会の準備を進めていきたいと思います。

 学習院大学は、東京の都心の中でも多くの学校が集まる文教地区に位置し、JR山手線目白駅から大学内の会場まで徒歩で数分以内と、会場へのアクセスは非常に便利なところです。是非、学会員の皆様に多数おいでいただき、盛大な大会となりますことを切に願っております。

令和2年10月吉日

日本遺伝学会第93回大会

大会委員長 菱田 卓

 

開催概要

 

 大会名 

日本遺伝学会第93回大会

 会期 

令和3年9月8日(水)〜10日(金)

 会場 

講演会場:オンライン開催

公開市民講座:オンライン開催

 主催 

 日本遺伝学会

 共催 

学習院大学

 プログラム概要 

  • 国際・国内シンポジウム(9/8, 9)

  • ワークショップ(9/8~10)

  • 一般口頭発表(9/8~10)

  • ポスター発表 (9/8~9)

  • 総会・受賞講演 (9/10)

  • 市民公開講座 (9/11)「がんの遺伝的多様性の理解からがんの治療法を考える」

  • 幹事会・評議員会・編集委員会・懇談会(9/7)

 

 大会運営委員 (五十音順)

 

大会委員長:

菱田 卓    学習院大学 理学部生命科学科・教授

大会副委員長:

岩崎 博史   東京工業大学 生命理工学院・教授

関根 靖彦   立教大学理学部生命理学科・教授

プログラム委員(五十音順):

朝井 計    東京農業大学 バイオサイエンス学科・教授

安達 卓    学習院大学 理学部生命科学科・教授

入江 直樹   東京大学大学院 理学系研究科・准教授

遠藤 俊徳   北海道大学大学院 情報科学研究院・教授

太田 邦史   東京大学 総合文化研究科・教授

小田 有沙   東京大学 総合文化研究科・助教

角谷 徹仁   東京大学大学院 理学系研究科・教授

佐々木 真理子 東京大学 定量生命科学研究所・助教

加納 純子   東京大学 総合文化研究科・教授

小林 武彦   東京大学 定量生命科学研究所・教授

末次 正幸   立教大学 理学部生命理学科・教授

高橋 文    東京都立大学 理学研究科・准教授

田村 浩一郎  東京都立大学 理学研究科・教授

藤 泰子    東京大学大学院 理学系研究科・助教

中戸川 仁   東京工業大学 生命理工学院・准教授

二階堂 雅人  東京工業大学 生命理工学院・准教授

西 良太郎   東京工科大学 応用生物学部・准教授

西野 達哉   東京理科大学 基礎工学部・准教授

野崎 晋五   立教大学 理学部生命理学科・助教

廣田耕志    東京都立大学 理学研究科・教授 

藤田 尚信   東京工業大学 科学技術創成研究院・准教授

渡辺 智    東京農業大学 バイオサイエンス学科・准教授

プログラム編集委員

西原 秀典   東京工業大学 生命理工学院・助教

大会事務局:

赤沼 元気   学習院大学 理学部生命科学科・助教

川村 幸恵   学習院大学 理学部生命科学科・事務